自他ともに認める会見好きな僕。
どうも、タカイチビイチです。
会見というと謝罪会見に代表されるようにネガティブな内容が多いんですが、人間は失敗から学ぶので、とてもためになります。
そんでもって、今回注目するのはマスコミの質問力です。
質問次第でその会見で得られる情報が変わるので、頑張っていただきたいところ。
ただ、上から目線で申し訳ありませんが、全体的にレベルが低いです。
低レベルな質問の例
同じ質問を繰り返す
記者
会見者
会見者が「繰り返しになりますが…」「先ほど申し上げました通り…」という言葉を繰り返している姿をよく見かけます。
これは会見者の逃げ口上の場合もありますが、記者が同じ質問を何回もしていることもあります。
その際には、記者は「改めて」という言葉をよく使いますね。
テレビ番組の記者は、自分が質問しているシーンを番組で使うために、同じ質問を繰り返すと聞いたことがありますが、どうなんでしょう。
それとも、会見者をイライラさせて失言を狙ってる?
いずれにしても、時間の無駄なのでやめましょうよ。
まとめて複数の質問をする
記者
会見者
これは賛否両論あると思いますが、僕は1問1答にしたほうが良いと思ってます。
まとめて複数の質問をすると会見者に負荷がかかるし、途中で質問を忘れてしまう場合があります。
まとめて質問しないと途中で打ち切られてしまうとか、記者の事情があるのかもしれませんが、こういう聞き方をしても深い回答が返ってくるとは思えません。
スケベ根性でいろいろ質問している記者もいるので、最も重要だと思う1問にしぼってほしいです。
抽象的で質問の意図が分からない
記者
「あなたにとってプロフェッショナルとは何ですか?」
こういうのが一番気になります。
抽象的な質問には、抽象的な回答しか返ってきません。
いったい何が聞きたいのでしょうか?
というか、本当は聞きたいことなんてないんでしょ?
スポーツ選手のインタビューとかだったら、それでも良いのかもしれません。(僕は好きじゃないけど…)
しかし、企業が不祥事を起こしたときの会見で、
記者
などという質問はあってもよいとは思いますが、それに終始すると本質を見失う可能性があります。
マスコミに望むこと
事前に複数人で熟考してほしい
質問するというのは、実に難しいと思います。
いろんな話題に精通していないと深い質問はできません。
なので、例えばTV番組のアナウンサーに的確な質問をしろと望むのは酷です。
そういう場合は、複数人で集まって質問を考えたほうが、少しはマシになるんじゃないでしょうか。
粛々と事実確認をしてほしい
先ほどの不祥事の例で言うのなら、感情論より、なぜそういう不祥事が起こったのかという事実確認が学びにつながります。
テレビは視聴率の兼ね合いがあるので、感情論による質問も致し方ないと思いますが、それ以外にもバランス良く質問してほしいと思います。
無理に質問しない
僕が会社員のときに「成果報告会」というものがあったのですが、会を活発にするという名目で、強制的に質問をするように運営者側から命令されたことがあります。
要はサクラです。
一応、僕もそれに従って、意味のない質問をしてしまったのですが、今では後悔しています。
質問した方にも、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
聞きたいことがなければ、あえて質問しないほうが人に迷惑をかけなくてすみます。
終わりに
マスコミの方って何をモチベーションに仕事してるんでしょう。
それが分からないと、この問題は解決しないんだろうな。
そもそも僕が問題だって思ってるだけかもしれないけど…。