懐かしのゲーム『UIZなないろDREAMS 虹色町の奇跡』を今更ながらやり込んだwので、レビューをご紹介します。
1人プレイも2人プレイもやったのですが、2人のほうが断然面白いですね。
ゲーム概要
タイトル | QUIZなないろDREAMS 虹色町の奇跡 |
ジャンル | クイズ、恋愛 |
プラットフォーム | PS、セガサターン、ゲームアーカイブス |
プレイ人数 | 1人、2人 |
リリース日 | 1996年9月 |
半年後に復活する魔王を倒す
このゲームの大きな目的は、半年後に復活すると言われている魔王を倒すこと。
突然出会った妖精に、世界を救える選ばれし者と任命されるところから物語が始まります。
そのために、クリスタルを探してくれと…。
このクリスタルが7人の女の子と同化していることになっていて、女の子たちにアプローチしてイイ感じになるとクリスタルを入手できます。
ちなみに、クリスタルを入手しなくてもゲームはクリアできますが、それだと恋愛要素を味わえません。
クイズと恋愛ゲームの融合
このゲームの基本的な流れは、以下の通りです。
- スゴロクのようなマップでルーレットを回す
- 出た目の数だけ進む
- 止まったマスで登場したヒロインとクイズをして好感度をかせぐ
マスにはいくつか種類があるのですが、基本的にヒロインが立っているマスに止まると、必ずそのヒロインのイベントが進行します。
一定回数イベントを消化してクリスタルを獲得することが、ハッピーエンドの条件になります。
なお、ルーレットは、ある程度目押しできますが、たまに強制的に滑るので、運の要素があります。
このルーレットをOFFにして、好きな数を進めるように設定変更することもできます。
そうするとスゴロクのドキドキ感がなくなりますが、「クイズだけ楽しみたい」「イベントを確実に回収したい」という方にはおすすめです。
個性豊かなヒロインたち
恋愛対象になるメインヒロインは7人、さらにおまけ?で2人、合計9人です。
正統派のヒロインもいるんですが、普通じゃない背景を持ったヒロインもいて、個性豊か。
ガチガチの恋愛ゲームってよりは、ある程度ギャグに振ってる感じがしますね。
ゲームの最後に告白して、成功すればハッピーエンドになるのですが、告白できる相手は1人です。
全員攻略するとなると、必然的に繰り返しプレイすることになります。
僕はなんだかんだ言って6週ほどプレイしましたが、特に苦痛に感じることはありませんでした。
ヒロイン毎にストーリーが異なるので、新鮮な気持ちでプレイできました。
良かった点
キャラが可愛い
キャラクターデザインがすごく良いです。
すごい感覚的な話ですが、カプコンっぽさを感じます。
キャラの属性は、正統派、メガネっ娘、スポーツ少女、お姉さんなど、主要どころは押さえていると思われます。
僕は、潮崎久美子派です。
テンポが良い
もともとアーケードゲームが家庭用に移植されただけあって、全体的にテンポが良いです。
テンポを重視しているためか、恋愛ゲームとはいえ、会話は割とサッパリしてます。
それが物足りなく感じるかもしれませんが、個人的には良いバランスなんじゃないかと思います。
スムーズに進めば、1周にかかる時間は、1~2時間くらい。(クイズに間違っているともっと時間はかかる)
ボリューム的にもちょうど良かったです。
イマイチな点
クイズの難易度が高い
このゲームは、1996年にリリースされているので、クイズの内容が古いです。
年代に関係ない問題もあるのですが、当時流行っていたテレビ番組や芸能人に関する問題がマジで分からない。
この手の問題は、2021年現在で30代半ば以上でないと、厳しいのではないかと思います。
年代がハマれば「これ、あったな~!」って感じで盛り上がるんでしょうね。
ちなみに、クレジットがなくなると、クレジット復活をかけてクイズがあります。
また、途中でセーブもできるので、クリアできないということはまずないと思います。
プレイ動画
こんな人におすすめ
- 2021年現在で30代半ば以上
- クイズゲームが好き
- 恋愛ゲームに興味がある
このゲームは、バランスが良いんですよね。
ただ単にクイズをこなすんじゃなくて、ヒロインを落とすというストーリー性を加えることによって、モチベーションを与えてくれる。
ただ、ガチガチの恋愛ゲームってわけじゃないし、全体的にテンポが良いからサクサク楽しめます。
ネックになるのは、圧倒的にプレイヤーの年代を選ぶので、1996年当時で小学生以上だった方じゃないと厳しいと思います。
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