もはや国民的口癖「逆に」の研究その2

振り返ってみると最近は「逆に」をほとんど使っていないと思います。どうも、タカイチビイチです。

前回は「逆に」の現状分析を述べましたが、今回は「ではどうすればよいか?」ということを述べたいと思います。

目次

相手に分からせる方法

まず、「逆に」を多用する人には、それを認識させなければいけません。ただ、相手によっては、言いにくい場合があります。例えば、先輩や上司です。

そういうときに僕が使う方法がこれです。

部下
このプレゼン資料、こういう表現でよいですか?
上司
いや、それは逆にこうやったほうがいいだろ!逆なんだよ!
部下
そうですね、ですよね。
上司
じゃあ、早く直して。
部下
分かりました。逆に直します。
上司

これが、いわゆる「逆に返し」です。よほどの鈍感でない限り、相手も何らかの違和感を覚えるでしょう。

そこから改善されるかは、その人次第です。何回か繰り返すことで効果が発揮されるかもしれません。

ただ、あまり頻繁にやると、「おまえ、それ何がいいたいの?」とツッコまれるのでご注意を。まぁ、そのときはハッキリ言ってあげたほうが良いかもしれません。「逆に逆に、うるせえ」と。

「逆に」から脱却する方法

言い換える

前回も少し触れましたが、「逆に」の利用シーンが拡大されているのです。

本来、「逆に」は逆のことを言うときに使うものですから、それ以外は使うべきではありません。

または、言わなくてもいいのです。全般的に言えるのですが、「逆に」を抜いたとしても会話は成立する場合が多いです。

自分を見つめなおして、適切な表現に言い換えるように努力することが大切です。

ツッコミ体質を改善

「逆に」を多用する人は、ツッコミ体質であることが多いと思います。「逆に」には言葉としての鋭さがあるので、ツッコミにはうってつけでしょう。

ところで、「一億総ツッコミ時代」という本があります。著者は、芸人のマキタスポーツさん。世の中にツッコミがあふれて、息苦しくなっていると警鐘を鳴らしている作品です。

もしかしたら「逆に」は、そういう世の中の風潮によって、これだけ反乱しているのでは?ただ、仕方がない側面もあります。

例えば、僕はもともとシステムを維持する仕事をしていました。そこでメンテナンス作業をするときに、手順を複数人でレビューするのですが、そこではツッコミの嵐です。

ツッコミ感度をビンビンにさせて、「その手順、逆だね!」など指摘しまくります。安心安全な手順を確立するためなので、仕事としては正しいのだと思います。

しかし、ミスをなくすことを重要視すれば、どうしてもツッコミ体質になってしまいます。

ボケ体質になる生活というのは難しいのですが、せめて仕事以外ではそうなりたいですね。そうすれば「逆に」を使うシーンが減っていくのではないでしょうか。

終わりに

僕は、ボケ体質になるには、もっと自分を表現すればよいと思っています。

その手段として、このブログやゲーム実況をやってるつもりなんですが、でも普通に記事とかでツッコんでるんだよなぁ。難しいところです。

いつの間にか「逆に」の話から、「ボケ・ツッコミ」の話になってましたが、以上でこのシリーズは終わりです。

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