どうも、タカイチビイチです。僕はジャンパイさんに嘘つきとよく言われます。
まぁ、嘘をついたことがないか?と問われれば答えはNOですが、そんなに嘘ついてるかね。でも、嘘という言葉にはわりと敏感に反応してしまうのです。
そんな僕が気になったのは「嘘つきは泥棒のはじまり」ということわざです。
語源
「嘘つきは泥棒のはじまり」をことわざ辞典で調べてみます。
嘘つきは泥棒の始まりとは、平気で嘘をつくようになると、盗みも平気でするようになる。嘘をつくのは悪の道へ入る第一歩であるということ。
意味としては、嘘つき=泥棒じゃなくて、「嘘つき⇒なんだかんだあって⇒泥棒」なんですよね。このなんだかんだの部分がモヤッとしているから、あるあるとして見れないんです。
単純に泥棒を身近にいそうな悪い人の代名詞として扱っているのかもしれませんが、どうもしっくりきません。
泥棒は嘘つきか?
泥棒って犯罪としては比較的単純な手法だと思います。せいぜい人がいない時間や侵入経路を調査するくらい。
どちらかというと知能犯と分類される犯罪者のほうが嘘つきの印象があります。ことわざは分かりやすくしなければいけませんので、僕は以下のようにするべきだと思っています。
- 嘘つきは詐欺師のはじまり
- 嘘つきは公文書偽造のはじまり
- 嘘つきは検査データ改ざんのはじまり
vs嘘も方便
ところで、ことわざには、それに相反するような別のことわざが存在します。
- 「嘘つきは泥棒のはじまり」と「嘘も方便」
- 「三度目の正直」と「二度あることは三度ある」
- 「好きこそ物の上手なれ」と「下手の横好き」
- 「当たって砕けろ」と「石橋を叩いて渡る」
- 「果報は寝て待て」と「苦労は買ってでもしろ」
こういうことから考えると、すべてはケースバイケースということです。
嘘つきでいえば、相手が傷ついてしまったらダメってことなんでしょう。でも大人になると、いろいろと嘘をつくことがあります。
嘘とは言えないまでも、物事をぼやかして明言をさけたり。だから、「嘘つきは泥棒のはじまりだよ!」と言ったところで、その本人にブーメランとしてかえってきてしまうのです。
ソロモンの偽証という映画があるんですが、そのキャッチコピーは「嘘つきは大人のはじまり」です。映画は見たことがありませんが、この言葉が僕の言いたいことすべてを表しているような気がします。
終わりに
僕を嘘つきよばわりするジャンパイさんに言いたかったことは「君もね」ってことです。少なくともダルいだけなのに「頭が痛くて…」と10時半出社するのは、見え見えの嘘でしょう。
その路線で行くのであれば、僕の元同期Y氏みたいに「突然ですが疲労回復のためにお休みさせていただきます」と朝会社に連絡するくらい振り切れてほしいものです。
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