多重債務を抱えていた友人に話を聞いてみる

このブログの登場人物の1人として、タカイチコレステルという名前を記載しています。当初は、一緒にゲーム実況することを想定していたのですが、音信不通になってしまいました。

コレステルと最後にあったのは1年前くらい。飲み屋で会話したのですが、そのときの話題が「コレステルが多重債務を抱えていたときの体験談」でした。

今回は彼のことを思い出しながら、その壮絶な体験談をご紹介したいと思います。

目次

彼の借金遍歴

すみません。細かくて見にくいとは思いますが、画像をクリックすると少し大きく表示されるのでご確認いただければと思います。

これは、彼の話を聞いた直後、衝動のまま彼の借金遍歴を図示したものです。ポイントは以下の通りです。

  • 消費者金融などからマックス500万程度の借金をした。
  • 借金の理由はキャバクラなどの交際費。
  • 途中でうつ病を発症しているので、完全な自業自得というわけでもない。
  • 現在は債務整理して返済中。

Q&A

ここからは僕が彼に質問した内容とその答えです。要約して「だ・である調」で書いてあるので、彼が偉そうに話しているように見えるかもしれませんが、実際にそんなことはないです。すごく愛嬌がある話し方でした。

借金の原因は?

主にキャバクラ。特定の先輩・後輩と飲むと必ずといっていいほどキャバクラに向かってしまう。特に後輩と行くと奢ってしまうので加速度的に借金がかさんでしまった。

後輩にええ格好して見栄を張ってしまうのは、僕の悪いところだと思う。それは僕の生い立ちに起因していると思うが、その話はまた今度。

また、途中で病気になってしまい、収入が減って返済が滞ったことが、さらに悪循環を生んでしまった。

なぜキャバクラに行くのか?

自己顕示欲を満たすため。たまに勘違いしている人がいるが、金を払っている客と言えども受動的だとキャバ嬢は話してくれない。こちらから話さないと会話が弾まない。

サービス業なのにけしからんと思うかもしれないが、自分で会話をコントロールしているほうが楽しい。賢いキャバ嬢はその男性真理を分かっていて、自分からガツガツ話さない。聞き役に徹する。カウンセリングみたいなもの。

多重債務って普通にできるのか?

普通に働いていれば、借金があっても審査はパスできる。ただ借金がかさんできたからか、後半は銀行系カードローンの審査が通らなくなり、最後は消費者金融から借り入れすることになった。

一番困ったことは?

会社の上司に借金がバレたとき。なぜか総務の人事担当と3者面談することになった。そのときの空気感は今でも忘れない。

当然と言えば当然だが、彼らは借金返済に関しては無知なので、低金利な会社の貸付制度をアドバイスされた。借金返済のために借金することは良いとは言えない。

心配してもらったのはありがたいが、債務整理などの現実的な対応はアイデアとして出てこなかった。

債務整理とは?

通常の方法で借金返済できなくなったときの手続き全般。以下のようにいくつか種類がある。

  • 任意整理
  • 民事再生(個人再生)
  • 自己破産

これらは自分で手続きすることも可能だが、弁護士に依頼するのが一般的だと思う。僕の場合は、弁護士事務所に依頼して任意整理をした。業者と交渉して、利息をカット&毎月の返済額を減額してもらい、現実的な返済計画を立案してもらった。

弁護士に依頼すると、その分費用はかかるが、テクニカルなことが多いので、結果的に依頼して良かったと思う。

振り返ってどう思う?

当然、後悔はある。でも、楽しめた部分もある。総合的には良くない思い出だと思うが、いろいろ経験できたこともあり全否定はできない。

終わりに

彼の話を聞いて思ったのは、客観的に自分を分析しているなということ。悪く言えば、どこか他人事のよう。でも実にクレバーでした。特にキャバ嬢の考察などは、なるほどと思いました。

予定通り進んでいれば、今頃は返済が終わって普通の生活に戻っているはず。お互い生きていれば会うこともあるのではと思っています。

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