XserverのMySQLをバージョンアップする方法

WordPressのサイトヘルスステータスでは、MySQLバージョンが古いと警告が出る場合があります。

MySQLは、脆弱性対策のためにPHPと合わせてバージョンアップしたほうが良いです。

今回は、XserverのMySQLバージョンを更新する方法をご紹介します。

WordPressサイトヘルスステータスの表示例


目次

XserverのMySQL移行ツールについて

MySQLのバージョンアップは、基本的に以下の手順で行います。

  1. 新バージョンのデータベース・ユーザを作成
  2. 新データベースにデータ移行
  3. 旧データベースを削除

XserverのMySQL移行ツールは、これら一連の作業を半自動で行えるツールです。

Xserverのサーバパネルから実行できます。

2020年8月現在では、MariaDB5.5(旧MySQL5.5)⇒MySQL5.7にバージョンアップが可能です。

MySQL移行ツールのバージョンアップ手順

安全のために事前バックアップを!

不測の事態が起こったときのためにも、事前にWordpressのバックアップをすることをおすすめします。


STEP.1

サーバーパネルの「MySQL移行ツール」をクリックします。


STEP.2

MySQL移行ツールの注意事項を確認します。

また、一番下に記載されている移行先のホスト名「例:mysql904b.xserver.jp(人によって変わる可能性あり)」をメモしておきます。

確認後に「MySQL移行ツールの利用を開始する」をクリックします。


STEP.3

移行対象のデータベース一覧が表示されるので、「移行(確認)」をクリックします。


STEP.4

「MySQL5.7へデータベースの追加(確定)」をクリックします。


STEP.5

処理が完了したら、「MySQL移行ツールに戻る」をクリックします。


STEP.6

対象データベースの状態が、「移行完了」になっていることを確認します。


STEP.7

Wordpressの「wp-config.php」ファイルををFTPなどで取得して、データベース名に関する記述を変更します。

wp-config.php

/** WordPress のためのデータベース名 */
define( 'DB_NAME', 'データベース名' ); 

変更後に、Webサイトが正常に閲覧できることを確認します。

STEP.3~7までの作業を全てのデータベースに関して実施します。


STEP.8

「バージョンをMySQL5.7に移行する(確認)」をクリックします。


STEP.9

「バージョンをMySQL5.7に移行する(確定)」をクリックします。


STEP.10

「MySQL5.7への移行を完了しました」と表示されれば完了です。


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